公務員
憑依型の俳優の凄みに魅了されるのなんて百も承知で行ったのに、想像の100億倍ゾクゾクした。
あくまで“LEVEL”2、超えるべきハードルは変わる。大上の存在をあえて表に出さないいじらしさ。
キャラクター大渋滞ではあるが、細かい設定が垣間見えて愛おしい。
プロ同士で小技をぶつけ合っているような、139分。贅沢だ。
（青柳翔さんみたいな人だな～と思ってたらご本人でした。パンプアップ…）
物語は狂気の根源も描きつつ、現実社会でもっと恐ろしいものも描く。
何をもって人は人の下につくのか。
大見せ場は変にBGMなしでじっくりと凝視。
上林のファッショナブルさに見惚れつつ、代行こと渋川さんの登場シーンのお色気に完敗。別エピソード立ち上げて欲しい。
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伝説の刑事・大上亡き後、日岡はその意思を継いでいた。日岡の手の内で保たれていたはずの広島の治安は、故五十子正平の腹心・上林の存在により危ぶまれる。
