監督 白石和彌
とにかく鈴木亮平が恐い!圧がすごい!
バイオレンスモンスターなこの役に、生い立ちからキャラクターを理解して、乗り移った様に表現しきった演技は凄味を感じたんだ。
孤狼の血の、任侠ヤクザものだけど、そこに骨太の男臭いヒューマンストーリーが絡み合うところが好きな僕には、レベル2は、少し普通のヤクザ映画に見えてしまったのは残念。
だが、役者陣が役に本気でぶつかっている演技は、出演者全員から感じられるんだ。
個人的には、斎藤工の情けない痛がり方が、ツボだったわ。
まだ、日岡は孤狼にはなれていない。心の中で、ガミさんを追いかけ続けている。ラストシーンの狼が、それを表していた。
次回作に期待してるんだ。