「狼は死んだ」
鈴木亮平怖すぎる。
もう無理です。
と思ったらなんて上品な展開だ。
映画エンタメとして最上そのもの。
level.2ちゃう、無限。
日岡の背負ってるもんがデカすぎて哀しい。正義の居場所を揺らして撮られているにも関わらず、明確にこの目で分かる。
何より凄いのが、マルボウにも極道にも全く憧れを抱かない事。やっぱり所詮一般人、こうゆう映画を観たらすぐに影響されてしまう所を怖すぎて全然羨望を持てない。それくらい威圧が凄まじかった。
前作もそうだったけど、孤狼の血を観ると邦画の力を諦められなくなる。そんなシリーズ。
いやいや鈴木亮平怖すぎるやろ。
ピアノの先生のシーンから飛ばされて死ぬかと思った。まじで人間ちゃう。現実にいたらもう絶望。
なーちゃんやん。ビックリ。低い声似合ってる。写るんですの時代や。
松坂桃李にそこまでトキめいた事無いんやけど、こーれはカッコいいわ。俳優やな〜。イケメンとか、ハンサムじゃなくて芯からカッコいい。
「おお、美味じゃあ〜」
ちゃんとハイライト吸ってるー!
喫煙シーン多すぎて安心する。未だにこんな映画が作られる事に感動。
吉田鋼太郎、硬派な威厳も出せるのに笑える小物感も出せるの凄い。上林という化け物の裏がヒラコ会の形骸化という部分に爽快感があって面白く、もう一人の主人公として素晴らしい。
あかん怖すぎる鈴木亮平。
もうそれしか出てこん。怖すぎる。
瀬島さんの言葉にある通り、前作同様確かにマルボウ自身の善悪が観ている側にも難しくなってくるが、斎藤工が撃たれた後の日岡の態度と動きで「ああ正義やなあ」って伝わって来る。
何回目か分からんけど、鈴木亮平怖すぎるわ。ほんまに無理過ぎる。もう勘弁して欲しいです。
瀬島さん可愛いな〜。
記者の言葉、腹立つけど刺さる。
真っ白なスーツのセットアップに大量の返り血、不覚にもカッコいいと思ってしまった。
最後何故にカーチェイス始まった?
なんか話しに行くんかなーと思ったら窓越しに撃つんかい。ほんで撃たれてんのに上林怯まな過ぎ怖い。人間ちゃうやん。
日本刀て、上林ほんまもんやん。
ほんで布でくくりつけて、いやそのまま斬れるんかーーーい
せっかく背負って頑張ってたのに、報われない、社会はしんどい。
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「オダニを潰すゆうことでしょお」
この一言、上手すぎる。
「これからはチャカやのうて、ビジネスなんや。抗争でもする暇あったらクモンでそろばんでも弾いてこいやあ」
「待たんかいワレぇ!」
「なんですのぉ」
「ワレじなくそ垂れとったらいけんで」
日本語ちゃうやん。
「ほんなら殺してくれんね」
「おどれらには仁義もクソもないんかい」
「遠慮しとくわ、公務員じゃけ」
「ちんた言われとるんか、ご苦労じゃったのう」
こえ〜〜。
「命乞いしか出来んような極道に生きとる価値はあるんかい!?」
「大事な懇親会じゃけえ、広島一、安くて美味い店にしたじゃ」
相棒の人温かすぎる。定年ってゆう死亡フラグがずっと怖すぎる。
「厄介なのは、正義面して悪さする奴らじゃけえ」
「保健所にでも任せりゃええじゃあなあの」
斎藤工の強者感やばい。
「どけえや、ワシらポリの人形じゃないんや」
の後の日岡よ。いやすんごいねアナタ。
「そういやもう、日本に狼はおらんのよお。強おなり過ぎるんも、考えものよお」
「飯食って帰りんさい」
小さい頃に残飯食べさせてくれた恩だけは残っていて。もう上林の映画。
「逃げえ!早よ逃げえ!これで顔も立つやろ、逃げえ!」
熱い漢やな〜。
「そこまで言うんなら見せて貰おうかの、親父をほんまに親父やあ言うんなら、指の一本や二本、惜しくない筈や」
いやあ、上林えぐいってほんまに。
「ワシ、ひーさんは正しいと思う。あがいな外道ども、野放しにしとったらアカン」
うん分かる。これ観たら俺もそう思う。
「おうちんた、ここで泊めえや」
怖すぎるって。
「惨めなもんじゃあ」
「黙って座れよてめえ!!ソンはてめえの犬だったんだろ?てめえの為に働いて死んだんじゃねえのかよ!!広島の治安守ってんのはてめえだけじゃねえんだよタコオ!!!」
「俺ら一応公務員だからさ、書類が必要なの、分かる?」
「わしゃ本部の方針に従っただけじゃ」
うわ、こわ。
「線香だけ、あげさせてくれんか」
「どんだけ苦しめりゃええん」
「わしゃもう警察やなあ。犬じゃ、警察の犬に成り下がってもうた」
「わしゃのう、戦争しよう思うちょるんじゃ、記事にしてくれんかの」
「ほうじゃ、なんもかんもぶっ壊れりゃええんじゃ!」
「外道どもがあああ!!!」
そのままトラックで行くんかーーーい
「死神ゆうんは厄介でのお、取り憑かれてもうたら振り払うても振り払うてもこびりついてもうて、簡単には死なせて貰えんのじゃ」
「ワレにも死神が憑いとるんかのお」
「アホお、死神なんておらんわい」
「これで、おあいこですな」