孤狼の血 LEVEL2のクスノキのネタバレレビュー・内容・結末

定年前の爺さんの相棒とともに、上林を追い詰めるが相棒は最後に殺される…というダーティハリー的ストーリーなのかなと思ってみていたら、、、

中村梅雀が裏切るとは思っておらず、一杯食わされたと頭を抱えた。この人真っ直ぐだけど最後に死ぬ不憫な役と、ギリギリまで引きつけて裏切る裏の者としての役のどっちもできる役者であることを再認識させられた。

滝藤演じる嵯峨管理官の保身の計算の早さが観てて面白かった。日岡が銃を撃った瞬間に「俺の」銃で撃ったと思えるは笑ったし、あの刹那にそこまで考えた日岡も怖い。

グロ描写や、上林に引けを取らない日岡のぶっ飛んだ行動(警察のやり方じゃないだろw)など、前作とはまた違うテイストでこれにはこれの魅力がある。ただ第三作も今作と同じだとかなりがっかりするので、製作陣にはいいものを作って欲しい。