ネット怖い。
でもいちばん怖いのは、正気を失った人間だな。
親は強し。色んな意味で。
私もマーゴットのようにネット上に家族にも言えない本音をばらまいているので、映画を見終わった今、フォルダを整理したい気持ちに駆られている。
打った文章を悩んで消したり、相手の出方によって変えたり、すごくリアル。
だからこその終盤に送られたあの言葉、泣ける。
終始PC画面や防犯カメラの映像だけで進む構成に初めは戸惑ったが、人は本当にネット上では正直なんだな。
主人公の思考と連動して切り替わるページやクリックから、彼が何を考えているのか、何をしようとしているのか、ハッキリと分かる。
かつ伏線回収も美しく、どんでん返し映画として綺麗だった。