傑作なのではないか。。。いや傑作だ。
原題は『searching』
検索、探索、捜索、捜査などを意味する。
全編を通してPCの画面のみでやりとりが行われるのが特徴で、
行方のわからない娘の動向を検索していくそのプロセスから
捜査官とのやりとりまで全てPC画面上で行う。
てっきりそのPCに闇が潜んでいて、
色んなことが露わになっていき、云々、かと思っていたが、
その想像を超えてきた。
あくまでしっかりと映画として、エンターテインメントとして
面白くなるように二転三転していく展開が用意されていて、
現代ならではのスピード感とSNS上で展開、広まる情報とが
良いバランスで最後まで持続する。
とてもこれが長編映画デビューとは思えない。
監督はアニーシュ・チャガンティー
Google Glassだけで撮影した動画「SEEDS」で話題になり、
本作のチャンスを掴んだよう。
↓
https://vimeo.com/94024888
本映画の鑑賞者が感想などをアップし、
それをサーチする、というところまで含めて
サーチなわけで、まさに現代ならでは。
