てる

GODZILLA 星を喰う者のてるのネタバレレビュー・内容・結末

GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

キングギドラ来襲。
黒幕はやっぱりあなたでしたか、櫻井孝宏さん。この人は悪役の方がはまっている。
第二章から流れるように第三章に入ってしまったが、間髪入れず話は続く。なんやかんやで、別次元の怪獣キングギドラが来襲する。それで話しはキングギドラを倒すまでノンストップで進んでいく。なんか忙しないなぁなんて感じてしまう。ゴジラシリーズの宿敵であるキングギドラが出たのであれば、じっくり闘ってほしいとこだが、あまり間がなかった。
キングギドラの設定は面白い。別次元の存在であり、こちらからは触れることすら許されない。ただ、あちらからは攻撃し放題というチート怪獣だ。こんなんどうやって倒すの? っという絶望を切り抜けるのは面白いが、カラクリが判明すると呆気なく倒してしまった。それがちょっと惜しい。
しかし、ゴジラが最後にキングギドラを倒すのは良い。やはり最後はゴジラが主役にならなくてはならないのだ。ゴジラがんばれ! ってならなくてはならない。そこにゴジラへのリスペクトがあるのだろう。実際そうでもしないとゴジラの活躍しどころがないもんね。
だけど、実写のキングギドラはメカキングギドラになり、ゴジラを倒すのだけど、その辺の設定は特にないんだねぇ。そっち方向のシナリオであれば、幼稚にはなってしまうが、熱い展開になったことだろうに。これは好みの問題だが、少し残念。
あと、終わり方はやっぱりバッドエンドにしてしまうのね。子どもできたんだから大人しくしとけばいいのに。素直に終わればいいのに。虚淵玄の性格の悪さが垣間見える。
てる

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