のんchan

リビング・デッド サバイバーののんchanのレビュー・感想・評価

3.9
私がゾンビ🧟🧟‍♀️映画をすすんで観る日が来るなんて😁
いや、ゾンビが観たかったのではなく、アンデルシュ・ダニエルセン・リーが観たかっただけ。
でもこれは結果、大正解でした⤴️🙌
93分間、アンデルシュだけを観続ける作品でした🤭


ある晩、元カノの家に忘れていたカセットを取りに行ったサム。そこでは盛大にパーティ🪅が開かれていた。人付き合いが苦手なサムはカセットがあるという奥の部屋に行き、そこで寝入ってしまう。
目が覚めると、部屋の外は血のりだらけで、街中がゾンビの巣窟と化していた。
何部屋もあるアパートにたった一人で籠城し生き抜く決意をするのだが...

もし、なんらかでこの世に自分一人だけになったら?🤔
これはある意味サバイバルゲームでした。
ゾンビはそんなにしつこくなく割とおとなし目?かなり手が込んでいて気持ち悪かったけど、血🩸を見るのは案外平気なので😅

アンデルシュの演技力にひたすら吸い込まれるように魅入りました。

ライフラインのない中、サムは知恵を巡らせ食料確保から始めていく🥫
屋上にあらゆる入れ物🫙🪣🏺を並べ雨水を溜めて使う。
ところどころアーティスティックなシーンがあるが、そのアパートは裕福な医者の家なので様々な道具がある。
音楽を聴き🎧色んな物を並べて音を出しリズム遊びしたり、ドラムセットで連打(カッコイイ😍)して気を紛らわすが、音に敏感なゾンビたちが近付いてくる。

どんどん精神が崩壊されていく様子(髪の毛がところどころ薄くなったり、唇がカサカサして小刻みに震えていたり)も丁寧に描写していて繊細さが伝わる。

後半30分を残した時、生存者のサラが侵入して来て、ゾンビと間違えて銃で撃ってしまい、簡単な手術で弾を抜き、何日か振りに人間と会話が出来る喜び...しかしそれは幻だったのか?

総じて、ゾンビ🧟🧟‍♀️云々でなく、人間は誰かと繋がりを持たないと生きていけないのでは?と思考を巡らせることになる。面白い作品でした。


⭐️アンデルシュ・ダニエルセン・リー📝
11歳で映画デビューし、俳優の他に、医師、作家、ミュージシャンでギリシャ語も操る多才な顔を持っている。
癖がないのも良いのかな?柔軟にどんな役でも熟せる実力派。
これ観て良かった、ますますのお気に入りです💓
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