いやさ、Gyao!で気になる映画観ようとしたの。そしたら、え？これ監督前田司郎！？アスガル・ファルハディ！？ベルナルド・ベルトルッチ！？と映画界でちょっとよろしくない話が出ている人を避けようとしてるのに選ぶもの選ぶものそればかりで心が折れかけたので、何の当たり障りもなさそうなものをアマプラに戻って探そうとして目についたのがこれ。
もうこれよね。まさに今求めていた当たり障りのないもので心が癒やされた。何となく知ってる話ばかりなんだろう？と思ってたけどメッシはともかく私自分で思っていた以上にCR7に興味なかったみたいで意外と知らないエピソード多かったです。あとアンリ！アンリいた！アンリがバルササイドで出てきてメッシ語ってた！アンリ大好き！という高まり方は想像してなかったので思わぬオマケで嬉しかったです。CR7に全く惹かれない理由は貧乏くさいからなんだなと、やっと気付きました。私あんなにエンバペ好きなのにエンバペが好きなCR7には惹かれないのどうしてかな？ってそこじゃないかな。あの人あんまり心が豊かじゃないと思う。作中でジャーナリストの人かな？人々はアグレッシブな選手が好き、中には優雅な選手を好む人もいるけどね、みたいなことを言っていて、私はその例外的な後者の人間なんだなと痛感しました。クライフやジダンの優雅さを愛してるとCR7あんまりハマらないんだろうな。エンバペはなんかわけわかんないもん、本人あんなにCR7に傾倒してるのにCR7じゃないブラジルのフェノーメノの方のロナウドとジダン掛け合わせたような選手になってるんだもんわけわかんねえよ。
題材になっている二人と同世代ではイニエスタとロッベンをずっと推してましたけど、「お前の好みは優雅な選手」と言われるとしっくりくるわ。ロッベンのあの走りはあれはあれで芸術の域だから。要は私は優雅に司令塔として君臨するマエストロかサイドを優雅に駆け抜ける選手が好きだということみたいです。
