よこっぷ

スローイング・ダウン ファストファッションのよこっぷのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

今のような、ファストファッションなどが蔓延る社会になってしまったのは、グローバリゼーションと分業化で、何のおかげで今こうして生活していけるかを全く実感できなくなってしまったからなのだろうなあ。

食事でならまだ原材料とかみて実感できたり、最近流行?の、生産者の顔が見える野菜とかで、どこから、何からその食べ物ができているかが分かったりして、食べ物だと体に直接入り込んでいくから余計気にしようとするけど、洋服はなあ、体に身につけはするけど中にまで入らないから意識しづらい気がする。しかも洋服なんて出所不明すぎるし、人々は何でできていてどこからきたなんて知ろうとも思わないもんなあ。洋服にももっと原材料のラベルとかをつけたり、わたしが作りました的なのやるのいいなあと思った。

コットンを作るのにそんなに大量の水が必要で、コットン農家が借金に追いやられて自殺する事態まで起きているなんて知りもしませんでした、、、オーガニックコットンと聞けば響きが良くて環境にもいいでしょ!と思っていたんですけど、、、やっぱり食料とかに比べて情報公開が限られすぎているんだなあ。

でも最近良い流れだと感じるのは、たくさんのファストファッションブランドが日本を撤退したり、メルカリとかがはやってそこから人々が洋服を買ったりしているところです。この映画ができたころから少し変わったのではないかと思いました。
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