あさのひかり

俺たちインドのゴッドファーザー!のあさのひかりのレビュー・感想・評価

2.6
トルコ映画lovesインド映画なおバカ映画。トルコのマフィアが突然さらわれた恋するインド人美女を探しにインドへ行くドタバタコメディ。

おバカ映画なので、おバカで雑で全然OKだし全然笑えたけど、インド映画ファンとしてはインドloveの内容が雑なのはちょっと引っ掛かる。日本loveって言われてもその内容がゲイシャフジヤマハラキリみたいだとうーんじゃない?とりあえずインドlove=ターバン・牛・人多いみたいな雑なイメージで作ってそう。少なくともインド人エキストラが「何させられてるんだ?」って顔してる印象があったから余計引っ掛かっちゃった。

そして、インド映画loveなので当然インド映画風ダンス多めなんだけど、インド映画のダンスシーンってちゃんと文脈考えてるよね、こんな意味不明に踊らんわ、みたいなダンスいっぱい。これはすごく笑えたのでどっちかというとその雑さが良かったけど。

あと、話に合わせて都合良く登場人物の心境変わるなー、って思ってしまったのも雑過ぎって思えたし、その割に、最後15分ぐらいでブラック過ぎるネタ入れたりとか、無駄にひねったオチとかもなんだかなー、だった。

救いはインド人美女がきれいでかわいくて楽しそうにおバカやってたこと、それだけが癒しだった。笑えたけど、無駄にもやもやさせず心おきなく笑わせて欲しかった、そこが残念。
あさのひかり

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