くるぶし

僕らの先にある道のくるぶしのレビュー・感想・評価

僕らの先にある道(2018年製作の映画)
4.0
人生はたらればの連続で、
恋愛もたらればの連続で、
でもどこかで辻褄があうようにできている。

過ぎ去った時間や大切にしたいと願った思いは確かに事実としてあった。キラキラ輝いて、そこにあった。

後悔するかしないかは、
思いを伝えたか、伝えなかったか、の違いなんじゃなかろうか。

10年に及ぶ男女の恋の行方を描いていくA面に反響するように、しんしんと降り積もる雪のような穏やかさをまとったB面が顔を出すストーリー構成がすごい。

韓国がノワールなら、ノスタルジックは中国映画の専売特許だな、もう間違いない。
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