りり

ゴーストライダーのりりのレビュー・感想・評価

ゴーストライダー(2007年製作の映画)
2.9
00年代後半の映画にしては、そこからさらに10年くらい古いんじゃないかっていうキッチュな演出と、メリハリと盛り上がりに欠ける展開で見ていてちょっと眠くなっちゃった。
でもキッチュさについてはコミック作品の映像化って点では悪くないのかもしれない。燃えながら墓場を走るシーンや、鎖を使って戦うシーンなど、暗闇に炎が浮かび上がる様子は結構かっこいいし、悪魔と契約する夕暮れの十字路のシーンみたいに構図や色彩などが印象に残るシーンもいくつかあった。鎖が身体に巻きつくのと、革ジャンのスタッズがタケノコみたいの伸びたのは笑ったけど。
個人的に馬とバイクの並走シーンは楽しかったんだけど、戦力になってくれるのかと思いきや馬の方は目的地に着いたら帰っちゃって肩透かし。道案内だったのかな?
あとは主人公とヒロインの年齢が合ってないような気がしてラブシーンは萌えなかったが、原作由来なのでしょうか。
りり

りり