英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/2019「ラ・バヤデール」のShodaiのレビュー・感想・評価

1800年代のロシアで作られた(イメージされた)古代インドの世界観、またその表現がまずよかったですねえ。美しい衣装がそれに最も貢献していましたね。また2幕では古代インドの世界観から対照的に、プレーンな舞台に白い衣装でのコール・ド・バレエでしたが、これがまた最高。導入でオピウムを吸う情報が入るだけで、いわゆるヨーロッパの古典バレエが一気にサイケデリックな表現に見えてしまうという笑。この体験は面白かったな。パフォーマンスはニキヤ役とガムザッティ役の2人がぶっちぎってたという印象でした。