このレビューはネタバレを含みます
塚本〜ええぞよくやった！
新体制北宇治吹奏楽部の満を持しての劇場版
なかなかキャラの濃い新入生たちも入ってきて、新たな波乱の幕開け？
26話使って1年間を描くTVシリーズを観ているのでどうしても駆け足になっている感はあったものの、逆にテンポよく観れたかなというのもある
久美子たちがちゃんと先輩してるのも感動したし、3年生を全力で応援しちゃう
オーディションの結果発表のシーンは自分も当事者の気持ちで祈るように観ていた
そして大会、あすか先輩たちの心強さを感じつつ、あれだけ(仲良く)歪みあっていた部長から副部長への感謝の言葉に感動してから迎える本番
「リズと青い鳥」を観ていたおかげでよりエモさも極まりこれ以上ないほどの演奏を観れて、これは全国間違いない！と思いました
ただ、現実はそう甘くない
ずっと観てきた先輩たちの最後になってしまったという悲しさもあるし、何より1人崩れ落ちる優子先輩と優しく支える夏紀先輩…この数秒のカットがめちゃくちゃに刺さったし、その後そんな素振りを見せずに気丈に振る舞う優子先輩の姿に涙した
やっぱり部活ってこういうことだよねと改めて思わされる気分で、でもそんな中に青春が詰まっているんだなぁと
一つの区切りとして、この一作が非常にターニングポイントになっていると思うし、新部長となった久美子率いる新たな北宇治の今後の活躍に期待しながらこれから先楽しみにしています…！
