2年生になった久美子たちの全国への挑戦を描いた本作。
新一年生が入ってきたことによる様々な問題や、秀一との関係などに悩みつつ対処していく姿に成長を感じる。
中でも、不穏な行動をとる奏にやきもきさせられるが、彼女にも理由があるのだとはわかるので、それに正面からぶつかっていくのは、あすか先輩との出来事があったからだと思うと、ちゃんとシリーズを通している感じが嬉しくも感じる。
ストーリーが淡々と進んでいく気もするが、"リズと青い鳥"も同時系なので、そう考えると中々の密度か。
合奏シーンはどの作品も素晴らしいし、やはりオーボエのソロが印象的。