前作「リズと青い鳥」のおかげでコンクールでのフル演奏シーンは沁みるものがあった。1年時は2シーズン使って丁寧に描いてきた物語を次の1年は映画1本100分でまとめるとどうしても駆け足になってしまうのは否めない。
低音の新1年生たちはくせ者揃いで、特に捻くれた久美子みたいな奏と久美子のやりとりがメインに描かれる。高校の1年差ってとても大きいし、学生ってそのコミュニティが世界の全てだから気にするのは凄いわかる。久美子成長したなあ。
ストーリーはとても良かっただけに、最後のコンクールとなる3年生にもっとフォーカスしてほしかったし、他の面々もダイジェストやカットで察してみたいな手法で勿体なかった。アンサンブルからの3期を楽しもう！
