Nikkai

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~のNikkaiのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

映画館で観たけれど、新1年生の名前と顔があやふやだったので、再視聴。
久しぶりに観る響け!は、殺傷能力がある。

新しく入った1年生は皆なにかを抱えているようで、皆の成長の過程がトゲトゲして痛々しいけれど、眩しいくらいキラキラしている。
この作品のキャラクターは、ただの萌えじゃなくて、もう一個踏み込んだ愛おしさみたいな感情を持ってしまう。悩みがリアルで、私も北宇治吹奏楽部の一員だ、と錯覚するくらい身近に感じる。

京都アニメーションの描くキャラクターの細かい仕草や表情が、感情を画面越しに伝えて実在感を高めていると思う。
あと、演奏シーンが楽器系アニメでよくある浮いたCGではなく、しっかり手描きアニメの表現を使っているのがすごい。打楽器を叩いたときのマレットの振動を波々の線で表現するとか。

初見時には、全国大会に行けないという結末にぐっと心を掴まれた。このリアリティが本当に好き。
来年はどうなる!?
Nikkai

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