コブラ

戦慄の絆のコブラのネタバレレビュー・内容・結末

戦慄の絆(1988年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初見。
双子の産婦人科医の死体が発見された事件(事故?)から着想を得たクローネンバーグのツインズ映画。

怪奇映画として結合双生児を描いたのはデ•パルマだけど、クローネンバーグは一卵性双生児の精神の結合を描く(ついつい比較)。

子宮奇形の患者が訪れた事により「二人だけの世界」が崩壊する。はじめに童貞を拗らせた弟が狂い、弟に依存しまくっていた兄貴が狂う。魂の絆/結合は肉体のソレとは違い分離は不可、という。いや肉体の結合だってそりゃ難しいだろうけども。

それもう拷問道具やんけ、、、なオペ器具をどうやって使うのか という負の予感だけでもう吐きそうになったけど診察用ではなく自殺装置でした。ホッ😌
(ガキの頃から割とクズなツインズなので同情せず)


ずーっと嫌な予感だけが漂っていて終始緊張。
興味深くは観たけど疲れたわい


追記
原題「デッドリンガー」(生き写し)を「戦慄の絆」とするセンスよ。
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