んー題材は面白いけど、それを活かしきれていない印象。脚本が微妙かなあ。
1つのテーマに絞って作ると多分もっと短くなってしまうんだろうけど、それにしても登場人物たちがあまりにもバラバラだから、途中から今自分は何を観ているのかがよく分からなくなってしまった。
でもドキュメンタリーとしての「リアルさ」は感じられた。めちゃくちゃ。若干ショックなほどに。笑
保留コーヒーはどこかで聞いたことがあったので、やっているお店が日本でももっと増えてほしいなあ。コーヒーじゃなくてもいいんじゃないかなって思ったけど、コーヒーを飲むってことはただ飲み物を飲むだけではなく、時間をゆっくり過ごすことだからこそ心の余裕になるんだろうなあ。
生活必需品ではないけれど、そういう時間やものこそ貧困層への支援の1つとしてめちゃくちゃいいなと思った。
最低限の支援や食べ物だけじゃ、心は豊かにならないよね。心が豊かにならないとなかなか負のスパイラルから抜け出せなくなると思うし。
そういうことを考えさせてくれる作品としてはよかったけど、それ以上の価値は見出せなかったかなあ。
鑑賞の際はぜひコーヒー片手にどうぞ。
いつものコーヒーが美味しく感じられました。