率直に言って、観る前の印象通り「無理矢理続編出してみたけど蛇足でしかなかった」というありがちなやつだと思います。エマ・トンプソンとか犬などの脇役を除けばほとんど登場人物が別人なので尚更。
ただトンデモメカとかコミカルな宇宙人とかMIBらしいエンタメ性はそこそこ楽しめると言って良いでしょう。
それとメン・イン・ブラックという名称についてまず第一に「男・イン・ブラック？」と女性同士で言い合う場面については時代だな〜〜と思って感銘を受けました。ここでフェミニズムについて論じる気はさらさらありませんが、個人的には、それぞれの国や時代の世相が映像作品に滲み出ているところに出会った時が映画を観ていて最も楽しい瞬間の一つなので。
ただまあ総合的には、可もなく不可もなく……ということで3.0くらいかなという気持ち。
クワイ＝ガン・ジンことリーアム・ニーソンが宇宙の導きがとか言ってましたがあれが何かもっとジェダイ・マスターのパロディっぽい台詞だったらコメディ点として星をあと0.いくつかくらい盛ってもよかった。
