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自由と祖国のBONのレビュー・感想・評価

自由と祖国(2002年製作の映画)
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「元革命家である父は、映像の力ではなく、言葉の力を信じていた」

国博覧会「Expo.02」のために製作され、表象代行作用についてのある省察への前文。

監督2人の出身地であるヴォー州の国旗から取られたタイトルに、レマン湖沿いの列車の行き来が楽しく、絵画を挟みながら、1960年代にパリに旅立ち、大作を完成させるためにヴォー州に戻った画家アイメ・パシェの物語が出発点。

ゴダールらしい皮肉に溢れたモンタージュと、詩が流れ出す。
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