日央

オペレーション・フィナーレの日央のレビュー・感想・評価

3.3
第二次世界大戦後にアルゼンチンへ逃亡を図ったゲシュタポのユダヤ人移送局長官アドルフ・アイヒマンだったが、1960年にイスラエル諜報特務庁によってイスラエルに連行された。

1961年4月より人道に対する罪や戦争犯罪の責任などを問われて裁判にかけられ同年12月に有罪、死刑判決が下され、翌年5月に絞首刑に処されるまでを描いた作品。

アイヒマンの裁判は全世界に放映され、また幾つもの映画でも描かれて来ました。

決して許されるべきでない戦犯者ですが、勿論彼も悪魔の子ではなく人間の子です。
だからこそ戦争によって、荒波によって1人の人間がこうも狂気化してしまう恐ろしさを知り、繰り返してはいけないことを学ぶべきなんだと思います。

ただ、映画は戦争時代の描写があまりないので、もう少しアイヒマンの冷酷な部分があった方が反戦的なメッセージになったのでは?

ガンジーを演じたベン・キングスレーがアイヒマンを演じているのもこの映画の注目点かもしれません。





◼️物語、構成 3/5
◼️演者、演技 3/5
◼️演出    3/5
◼️衣装、メイク3/5
◼️音楽    3/5
◼️美術    3/5
◼️満足度   3/5
◼️万人受け  3/5
◼️病みつき度 2/5
◼️涙     1/5
◼️恐怖    1/5
◼️安らぎ   1/5
◼️笑い    1/5
◼️アクション 1/5
◼️謎解き   1/5
◼️エッチ度 1/5
◼️グロ描写 1/5
◼️胸糞 1/5
◼️歴史的背景 5/5
◼️元気貰える 1/5
◼️睡魔 1/5
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