実話に基づく。
イスラエル諜報機関モサドによる、戦犯アドルフ・アイヒマンの捕獲作戦を描いた映画です。
ナチス親衛隊将校時代のアイヒマンが、虐殺を主導した悪行シーンはフラッシュバックのように映ります。
しかし、潜伏先のアルゼンチンでは、アイヒマンは良き家庭人、普通の人。
アイヒマンを、ベン・キングズレーが演じています。
ベン・キングズレーは、
『シンドラーのリスト』では、仕事ができるユダヤ人会計士だったから、その乖離が怖かった〜
捕まった後も、ふてぶてしい。
混乱します。
ねらったキャスティングですよね。
マルキン役のオスカー・アイザック、ハンナ役のメラニー・ロランも良かったです。
モサドチームも、アイヒマンかどうか確信が持てなかった様子が前半描写されてました。
花を買って家に帰った特別な日が、アイヒマン夫妻の結婚記念日と一致していた。
これで、やっと作戦決行を決定するという有名なエピソードが出てきました。
コテンラジオの、アイヒマンについての取り上げ方もまた面白かったです。