kuu

エリック・クラプトン~12小節の人生~のkuuのレビュー・感想・評価

4.5
『エリック・クラプトン~12小節の人生~』

悲歎憂愁哀惜、、、の悲しみ。
銷魂失望自棄、、、の絶望。
四苦八苦辛酸苦衷、、、の苦悩。
悲憤嗔恚忿懣、、、の怒り。
・・・ネガティブな感情(勿論ポジティブもあるが)から生み出されるギターサウンドに声色。
クラプトンの音楽って、CREAM(クリーム)の頃(60年代)と、90年代の『ティアーズ・イン・ヘブン』を出した頃とは違う。
30年もの長い間やから、時代の影響も多分にあるやろし、
誰しも人生には色んな事がある。
何よりもクラプトンは波瀾万丈やからなぁ。
小生も下手ながらギターを弾くけど、クラッシックギターを嫌々始めて、ハードロック→ポップス→フュージョン→ブルース→メタルロックと変節を繰り返した。
映画を観て、クラプトンの心が全然違うんやとは納得しました。
心の養われるとともに、音楽が顕著に変化してく道のりを映画で感じれた。
『Tears In Heaven』(ティアーズ・イン・ヘブン)
クラプトンの壮絶な人生と、苦悩の出来事の結晶やし、
ヘドロ見たいなショウヴィズの側面にピュアな愛から生まれた蓮の華の様に美しい曲。
映画を観てから聴くとより感動するかなぁとおもいます。
エリック・クラプトンのこの曲ですが、比較的静かな曲で自分の思と合致する曲ですし、もし良ければ春夜の一曲に、ほんで、映画の捕捉としてどうぞ。
     愚訳kuu
Would you know my name
If I saw you in heaven?
Will you be the same
If I saw you in heaven?

オイラの名前を憶えていてほしいわ
もしもやで天国で会えたなら
変わらへんでいるかな
もし、もしも天国で会えたなら

I must be strong
And carry on
'Cause I know I don't belong
Here in heaven

オイラは強く… 強くならなな
なにしろ、分かっているさかい オイラはここ天国の住人ちゃうことを

Would you hold my hand
If I saw you in heaven?
Would you help me stand
If I saw you in heaven?

手ぇ繋いでほしいわ もし天国で会えたら
助けてくれっかな もし天国で会えたら

I'll find my way
Through night and day
'Cause I know I just can't stay
Here in heaven

オイラの生きる道を見つけるわ
時間がかかるかもしれへんけど
だってなぁ分かってるさかい
オイラは天国にはいられないって

Time can bring you down
Time can bend your knees
Time can break your heart
Have you begging please
Begging please

オイラに会えない時間が長くて
君は寂しくなるかもしれへん
君は自信を失ってしまうかもしれへん
君の心は傷ついてしまうかもしれへん
それでもな どうか許してほしい

Beyond the door
There's peace, I'm sure
And I know there'll be no more
Tears in heaven  

扉の向こうにゃあ 君がいるんやな
ほんでも 分かってるわ もう悲しみ(泪)なんてあらへんてこと。
            割愛

余談ながら
この曲は、息子の死を悼んで作られた歌でで、1991年3月20日午前11時、当時4歳半だったコナーが母親の自宅の階段を駆け上がっていたところ、たまたま開いていた踊り場の窓から転落して死亡した。
自宅は、アパートの53階やった。

あまりにも悲劇的な事態に大変ショックを受け、クラプトンは自宅に引き篭もってしまった。
彼が再びドラッグと酒の世界に舞い戻ってしまうのでのはないかと多くのファンが懸念したけど、
コナーに捧げる曲を作ることでその悲しみを乗り越えることに成功した。
そして同年、親友ジョージ・ハリスンを十数年ぶりにツアー活動に復帰させ、クラプトンは自分のバンドと共にハリスンのバックを務めることで、音楽シーンに本格的に復帰した。
余談の余談ながら、
ビートルズの『While My Guitar』はあのブルージーで哭かせる音色はクラプトンしか弾けないかなぁと。
kuu

kuu