さすが演劇の国だけあって物語がしっかり伝わる演出で素晴らしかったです。ドラマティックだけど外連味は抑えてあって、インタビューによると振付のマクミランの選択だったようで納得でした。
誰でも知ってる物語をどう踊るか、難しいと思うのですが主役の2人は出会う前からラストまでどんどん変化していく様、テクニックを殊更に強調しない自然な動きも良かった。
あとマキューシオのズケッティとロザラインの金子扶生さんは物語の世界に溶け込みながら現代的な雰囲気も醸し出していて引き込まれました。
インタビューにアレッサンドラ・フェリが語っていて感動!舞台の上で醜く見えることを怖れるなという言葉が印象に残りました。
あと毎回衣装と美術、音楽も素晴らしく今回ライティングも効果的で大満足でした!