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ビューティフル・ボーイのETのレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
3.5
「自分を保てない儚い男」役をやらせてティモシーシャラメの右に出る若手俳優って今いるんだろうか。

薬物中毒になってしまった若い息子と、それを支える周囲、昔に戻って欲しいと願う家族たちの話。

薬物中毒・アルコール中毒自体は問題ではなく問題から逃げる手段。
ニックが抱えていた虚しさ。

劇中に出てくる音楽とティモシーの儚さが印象的。
Tim Buckleyのsong to the siren、Nirvana、Neil Youngのheart of gold

薬物によって亡くなったひと、薬物によって大切な仲間を亡くしたひとが書く曲も相まって、劇中は常に薬物と薬物に至らしめる問題を克服したいと観ている側も投影してしまった。。
結論、ティモシーシャラメはすごい。
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