このレビューはネタバレを含みます
父と息子とドラッグ中毒の話
ドラッグといっても
色んな種類があるもんだから
脳や身体をめちゃくちゃに壊すものもあれば
タバコ程度に体に悪く、精神にもわるい。
くらいの感覚でティーンの一時的快楽や逃避に使われる感覚なんだろう
いくつも作品を観ていると
青春の中にドラッグという選択肢が入っているだけの社会
そんな中息子がドラッグにハマっていて
心配な父親があれやこれやと試行錯誤し
息子はその干渉をストレスに感じる
そんな親子関係が描かれていて
少なくとも中盤までは父親目線が中心だからどうしても彼の肩を持ちたくなる
息子が小さい頃のふれあいでいかに愛しているかを伝えてもいて
ただ息子側が父親に理解されてない。と感じるのもまたわかる
誰もが通った道だけど、親はどうしても口や手を出してしまう
自分の仕事柄親子のそういう間に入ることも
時にはあり
むしろタイムリーなタイミングだったので
より関心深く観ることができた
観ていて、暗く苦しいシーンもあるように思うけど
根底に親子愛があることも描かれていると思うので
自分はさほど不安にならずに観ていられた
実話ベースなのか。