このレビューはネタバレを含みます
救っても救っても薬物をやめられない息子を想う父親に感情移入してしまって、終盤の「救えない」「支援者に助けてもらってやり直しなさい」「愛してるよ」と告げる父親の苦しさがあまりにもしんどかった……
こんなに家族から愛されていて支援されていて、ニックもやめたがっているのにやめられないんだな 薬物怖すぎる
愛があるのは確かなんだけれど、父はほかにも愛する家族がいて、全てをさておいてひとりの息子の面倒を見られるわけでもない、そんな家庭環境もまた薬物依存を助長していたりするのかな。一番悪いのは薬自体の作用だろうけれど。
誰も悪くなくてつらい……