朱音

ビューティフル・ボーイの朱音のレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
4.0
ティモシーくんの美しさを堪能しようと軽い気持ちで観たけど、そんな私が間違っていた。
ドラック依存の恐ろしさを静かに感じた。
軽い気持ちで手を出して抜き出せなくなる。知らない間に自分を失う怖さ。親子のすれ違いや信頼、弱さなんかがリアルで切ない。危険ドラックでないとしても何かに依存している人は少なからずいる訳で。全てが弱さからでないとしても、自分の足で歩いていく大切さを再確認出来た。と、思う。思いたい。
ミーティングの場で子を亡くした親が語った「生きているのに喪に付している」「ある意味で今の方が楽だ」という台詞が映画が終わった後も頭に残った。
朱音

朱音