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ビューティフル・ボーイのmorningbagelのレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
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とても辛く苦しく切ない映画でした。

きっと薬物依存はどこかで終わり、ハッピーエンドに向かう作品なのだろうと思っていたが、シラフの時間はそう長く続かず、再発の日々がリアルに描かれていた。

他にも薬物依存の映画は多いけども、登場人物が皆美しいからこそ辛かった。

家族のみてはいけないところを隅々まで覗き見しているような気分になった。

ニックは家族から愛され、充実した人生を送っているように見えたのに、どこで心に大きな穴をあけてしまったのだろうか。どうして、最後にはその穴を埋めることができたのだろうか。やはり再発は回復の過程なのだろうか。

ティモシー・シャラメが好きだから見に行きましたが、やはりとても美しかった。そして、前作よりもとても痩せていた。どんどん大人になっていくなぁって思いました。次回作にも期待。
父親役のスティーヴ・カレルの声は独特で、とても優しくて切なさを増した。

サンフランシスコに位置するシェフ家がアンティークで自然に囲まれ、広々としていて、海も近くとても素敵だった。北カリフォルニアの海岸線沿いってこんな感じなのかぁ〜場所自体がとてもチルだなぁなんて思いながら見ていたが、実はロスアンゼルスで撮影したらしい笑

エンドロールにもしっかりと内容があった。
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