フジタジュンコ

The Witch/魔女のフジタジュンコのネタバレレビュー・内容・結末

The Witch/魔女(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

バンバン人を撃ちまくって刺しまくって殺しまくる、最高。めっちゃ面白かった!「2」の制作はまだか…「2」は劇場に行くぞ…!!

ヒロインが覚醒するまでの「日常」がやや冗長に感じるものの、ふりかえってみると、覚醒後の表情とセリフのギャップがすさまじく、あの「日常の冗長さ」がキモだったようにも思う。新幹線でゆで卵食べるシーンとかめちゃくちゃかわいい(けど、韓国の女子高生はゆで卵とソーダが鉄板なの…?)。

続編ありきの本作なので、ジュヤンが何を考えているのか、どのようにして生きたいのかも、復讐のために殺戮しているのかも、「作られた自分」であることを受け入れているかどうかもわかりづらいし、まだ今の段階では、ヒューマニスティックな感傷とともに観るよりも、アクションすげー!サイコー!ってスタンスがふさわしい作品だと思った。
とはいえ、自分を「拾わせた」としても親子の情愛があってほしいし、利用していたとしてもミョンヒとの友情もあってほしい…とついつい思ってしまう。ミョンヒはジュヤンを待つ、と言ってくれていて、こんな友達ほしいな。

韓国映画に慣れていないので、役名も俳優さんの名前もまったく覚えられないんだが、10本くらい見たら覚えられるようになるかな…?