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神と共に 第二章:因と縁のkazu1961のレビュー・感想・評価

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)
4.2
▪️Title :「神と共に 第二章 因と縁」
Original Title :「Along with the Gods: The Last 49 Days」
▪️Release Date:2019/06/28
▪️Production Country:韓国
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-297
▪️My Review
「因と縁」すなわち“因縁”。第1冊目のアクションやコミカルさが少し身を潜め、主人公の3人の使者の過去・歴史と因縁を辿る素晴らしいストーリー展開だったと思います。第1作目を超える面白さですよね!!
本作は、韓国映画史上初めて前作(『神と共に 第一章:罪と罰』)と併せて2作同時に製作され
、観客動員数は1,227万人を記録し、韓国映画史上初の2作連続1,000万人突破となりました。
『神と共に 第一章:罪と罰』の興奮と感動に満ちたラスト・シーンのその後を描く『神と共に 第二章:因と縁』は、3人の使者が身を投じる新たな冒険の物語。前作では奇想に富んだビジュアルの7つの地獄と、最新VFXを駆使したファンタジー&アクションが観る者を夢中にさせましたが、今回はその趣向を受け継ぎつつ、このうえなく予測不可能にしてドラマチックなストーリーが重層的に展開していくんですね。
前作ではほとんど描かれなかった3人の使者の過去、そして複雑に絡み合う彼らの“因縁”が、ひとつまたひとつと複雑なパズルのピースを埋めるミステリー映画のような趣向で解き明かされていきます。現在の冥界と下界、さらには1000年前の過去を行き来するそのドラマは、壮大なスケール感に深い奥行きが加わり、感動のクライマックスへと連れて行ってくれます。
今回も虎や狼そしてジュラシックパークばりのVFXのシーンもリアルで面白いですね。
そして、今回はマ・ドンソクが新たに参戦するのも見逃せません。彼が演じるのは、かつては冥界の使者でしたが、今はある老人と孫の守り神として人間界で暮らしているソンジュ神という役どころ。マッチョな外見の内に繊細な思いを秘めたキャラクターを、ユーモラスかつ情感豊かに体現しています。
なかなか面白いそして、深い作品です!!

▪️Overview
韓国の人気ウェブコミックを実写映画化し、世界的ヒットを記録したファンタジーアクション2部作の第2章。1000年間で48人の死者を転生させた冥界の使者ヘウォンメクとドクチュン、カンニムは、あと1人を転生させれば自分たちも新しい生を得ることができる。カンニムは怨霊だったジャホンの弟スホンを、最後の裁判を受ける貴人に決める。本来なら怨霊は消滅させなければならないが、閻魔大王はある条件と引き換えにカンニムの提案を受け入れる。その条件は、ソンジュ神に守られて冥界からの使者をことごとく追い払ってしまう老人チュンサムを冥界に連れてくること。下界に降りた彼らは、ソンジュ神から驚くべき真実を知らされる。カンニムを「お嬢さん」のハ・ジョンウ、ヘウォンメクを「アシュラ」のチュ・ジフンが演じる。共演に「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソク、「新しき世界」のイ・ジョンジェ。「ミスターGO!」のキム・ヨンファ監督がメガホンを取る。(映画.com参照)
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