ming

麻薬王のmingのレビュー・感想・評価

麻薬王(2017年製作の映画)
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ソンガンホさん流石すぎる、、
どんどんヤクに飲み込まれていく様子が想像だけであそこまで演じられるんだと俳優の凄さを改めて実感した。

実話を元にしたフィクションって完全にフィクションのものよりも残酷でありドラマがある

「生活が困らないくらいにはお金が欲しい」「お金が理由でやりたいことを諦めたくない」なんて誰しもが思うことであってその為に毎日働いている。だけど少しのきっかけが深い欲になって本当は家族で幸せに暮らす事が目的だったのにお金を貯める事が目的になる。だけどそうなってしまったら終わりだなと思う。
お金の量が自分の価値になる。いつ見つかるか、いつ捨てられるか毎日毎日不安になる。
お金がどんなにあってもそれはただの紙切れで虚しさしかない。それを凄く感じた。

ヤクザと家族も同じように時代の変容と共に描かれていたけどこの時代の変容は韓国や日本など国を関係なく裏社会の人たちにとってとても大きな影響をもたらしていている。
まだ自分の中でヤクザと家族が落ちきっていないけど、この時代の変容は国にとって私たちの生活にとって良かったと一様にしてしまったいいのだろうかとも思った。
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