密輸稼業の末端にいたガンホ親爺が
上の保身の為に売られて小便チビる
ほどぶっ叩かれた末にブチこまれて
しまう。
刑務所の偉いさんの弱味を探り当て
てなんとか出て来た親爺は、商品を
ヒロポンに変えて大儲け。
保身の為に官界に大きなコネを作り
表の顔としてバレーボール協会理事
やら反共運動の親玉になりヒロポン
もメイドインコリアなるブランド名
で日本のみならず世界に売りまくる。
メイドインコリア。が生む富とそれが
作り出したコネで名士として振る舞う
ようになった親爺だが、大きな政変で
築いたコネがパァになってしまい…。
ヒロポン密売スタート時に同業者に
散々警告されたのに結局商品に手を
だしたり、最終的に自分が何者だっ
たかが曖昧になったりするあたりに
『日悪』に通ずるものを感じた。
ただ、よくできたピカレスクものに
ある振り切って笑えるような雰囲気
になってないんだよなぁ。
ヒロポン売って日本潰すのが愛国とか
も我々からしたら受け入れ難い訳でw