えぐられた…めっちゃ心がえぐられました。内容は全然違うけど、「花束みたいな恋をした」をみた時くらいの放心状態。
テルコの気持ちめっちゃわかるー、って途中まで思って見てたけど、さらに突き抜けたから、すごい。
恋、愛、の他に、この人になりたいっていう気持ちっていうのがあるんだなと思った。永遠に片想いできるってすごいな…でもそれもテルコにとっては生きる力になってるのかな。
万が一、億が一、もう永遠に片想いの人と街で偶然会ってしまったとして、めっちゃ太っちゃってたり、おじさん化してて、相手にうわーって思われたくないから日々頑張ろ、みたいな。それで自分保てるならそれもいいのかも。そんなこと思った。
自分も好きになったらもう他のことどうでもいいと思ってしまうタイプだから、そういうところはテルコの考え方もわかる、さすがに大人だから仕事はするけども笑
いやーあとはナカハラくんがほんとに切なかった…あんないいやつなのに、もうほんと頑張ってほしいとしかいいようがない。葉子さんめちゃめちゃきれいだけども。そしてすみれさんの良さは全くもって理解できない。やだな、ああいう女の人。
そして成田凌、ほんと変幻自在というか、なんであんなイケメンなのにダメな感じ出せるのか、「まともじゃないのは君も一緒」の時もすごかったけど、この映画のクズっぷりもなかなか。最後に岸井ゆきのさん、意識して観るのは初めてなんだけど、すごい自然でいいし、それでいて目力が結構あってグッと見つめるシーンとかよかった。
好きなシーンは葉子さんと離れるって決めて、テルコとラーメン食べた後のコンビニでのシーン。ナカハラくんの気持ちにめっちゃ揺さぶられた。この映画すきだわ。
