このレビューはネタバレを含みます
つらーい。つらーい。。でもすごくわかるよ。。
愛がなんだってんだ、っていう主人公テルコのことば。
その人になりたいっていうのは、たしかにもはや愛とか好きとかではなく、執着なんだけども。そうわかっているんやけども。なんでやろう。
特別かっこいいわけでも、おしゃれなわけでも、お金持ちなわけでも、優しいわけでも、ない。手が綺麗とか、そんなちょっとしたことなのに、なんでその人でなきゃいけないんだろう。。
きっとあとから思えば、なんであんなに????ってなる。わかってるけど。わかってんのに、この人しかいないんだって思っちゃう。
見下ろされる側。見上げられる側。その立場の描き方が印象的。
自分にとって見上げる存在やった人も、誰かにとっては見下される側やったりする。だれだって、寂しいときはある。
まもちゃん、すげークズなんやけど、やっぱどっか人間味がある。クズやけど。しかし、やっと好きな人が優しくしてくれた!と思ったらさよなら言いに来たとか!自分の好きな人に、あなたが俺のことすきじゃなくて良かったー!!って言われる辛さよ。。
そしてなかはらくん。。。。なかはらくんよ。。。よすぎた。切なすぎる。幸せになりたいっすね。幸せになってね。。