このレビューはネタバレを含みます
うわ〜〜〜わかる〜〜ってなるところとなんだこいつら全然わかんないわってなるところと
「窮鼠」に続きクズで猫っぽくて妙な魅力がある成田凌だ
矢印がみーんな一方通行で自分に向く矢印に気付きながら利用したり甘えたりだめになったりしてる
矢印がきれいに向かい合えばみんな幸せになれるのにね
自分に向く矢印に必ずしも満足できたり好きになれるわけじゃないのが難しいところ
恋とか愛で悩む有象無象のなか、「愛ってなんなんですかね」に対して「愛がなんだよ」「もはや恋でも愛でもない」と言い切れる不気味ちゃん・テルコが突き抜けててまぶしい
こんなふうにはなりたくないけど
葉子の気持ちもわかる、仲原っちの言うこともわかる
最後さらっと好きじゃないよ自惚れすぎって偽ってまでマモちゃんと離れたくない離れられないテルコに底知れぬ怖さを感じた
なんだかんだ自分の現状の良くなさと感情に折り合いをつけて過去を作品に昇華して形に残した仲原っちが一番かも
「偶然と想像」の男の人が出てきてびっくりした
