喜連川風連

愛がなんだの喜連川風連のレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.5
80年代トレンディドラマの主人公のような女の子が現代の複雑化する恋愛に揉まれて
変質した姿を見せているようだった。

「これはもはや恋でも愛でもない。執着だ」に集約されている。

人間だれしも抱えている
ただただ好きなものとの距離感描写が見事。

アイドルのファン心理とかに近いのかもしれない。

ファン心理と恋愛心理がごった煮になってるところがこの映画最大の見どころ。

とにかくなよなよなダメ男しか出てこず、草食化する男性と孤独化する女性を暗示しているのかもしれない。

そして、岸井ゆきのさんが
それはもうかわいい。

おじいちゃん死んじゃったって出演時から凄かったが、こりゃいよいよ世に出てくるかなあ!

好きだったシーン
・てるちゃんがパスタをくるくるするとこ
・うどんを作ってるところを嬉しさを隠しきれない様子で眺めるところ
・ビールロング缶と岸井ゆきのの対比

振り返ればめちゃめちゃ飲み食いのシーンが多かった気がする。
会話劇である所作??
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