多摩川

愛がなんだの多摩川のネタバレレビュー・内容・結末

愛がなんだ(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「愛がなんだ、を2枚」
チケットカウンターでタイトル発するのが恥ずかしかった。愛がなんだ。
ナカハラくんは寝れるから葉子が好きなんじゃない。寝れるかどうかはどっちでもいい。テルちゃんもナカハラくんも、たぶん体は二の次だ。
名前のない関係をここまで煮詰めて観客の眼窩に突きつける映画を恋愛映画と呼ぶのが相応しいのか判断がつかないけど、きっと恋愛映画でいい。テルコは自己犠牲に酔わずひたすらに、相手との同化を願いながら愛し、ナカハラくんはちょっとだけ退く様を見せながらそれでも引きずり戻っていく。愛がなんだ。なんなんだ。苦しくて痛くてもどかしい、泣けば目からは泥水しか出てこないような辛い恋、でもただひたすら、一緒にいたいんだよな。愛。愛。。。苦しすぎる。
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