にゃんにゃん

柔肌色くらべのにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

柔肌色くらべ(1984年製作の映画)
3.3
シャネルのバッグが98000円の時代。仁科まり子×親王塚貴子はともかくとして、上田耕一×北見敏之ってのがイイ。マウント取りあうのが女のリアルな友情。ありえねえだろってくらいハードル低すぎる唐突な家族ぐるみのお付き合い。私の嫌いな三井優脚本だけどそれを差っ引いて余りある米造カメラ。別荘美しすぎる。珍しき女2男1でゴダール「はなればなれに」みたいなかくれんぼ。しかしストーリーは終始シュールでなんか急にスポ根風味になったりとかしてバカバカしくてついていけない。たまに見かける肩の力抜けたコメディ系小沼作品。毛布かなんかかぶってちっちゃくなりがちな北見敏之に萌える。「アラサー百合族キャットファイト」と題したい。
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