シネマスナイパーF

銃のシネマスナイパーFのレビュー・感想・評価

(2018年製作の映画)
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彼に人間関係は必要なかった
彼に必要だったのは、ただひとつの銃だけだった


惜しい
日南響子さんで勃起するための映画感がすごいわ
一発撃ってるはずの銃に弾が全弾入っていたり、投げ捨てたスマホを普通に使っていたり
そういうのちゃんとしてほしいよな

村上虹郎さんに目をつけざるを得ない作品
喫茶店のシーンは、リリーフランキーさんの演技と合わせてゾクゾクする素晴らしい場面で、主人公が刑事と出会い危機感を覚えるのと同時に親のような理解者にやっと出会えた場面とも取れる
だからこそラストシーンが、見える景色と過ぎていく時間の両方を変えている素晴らしい場面であると同時に、駆けつけてくれた人として出会えた喜びを感じる場面にもなっていると思う

誰もが抱える秘密、衝動のメタファーとしての「銃」
何か惜しさを感じた


広瀬アリスさんにも男の銃を響かせて欲しかった
しかし片山萌美さんは本当に存在感あるね
くそ下品な結びですいません