ほいほい

銃のほいほいのレビュー・感想・評価

(2018年製作の映画)
2.2
白と黒の世界は夢の世界。
現実は鮮やかに彩られた眩しい世界。

白黒映画というのは、年齢をぼやかさせる効果もあるんですね。

銃を手にしいきり立つ虹郎。
夢のような力を手に入れた彼はその力を誇示したくなる。
まるで初めて武器を手にした中学生のように。

そして手にした武器の荷の重さに耐えきれなくなってくる。
が捨てられないという葛藤。
そして自分が重大な局面に陥った時に近くに居る人に当たる様はガキそのもの。

書いてたら、なんだか本当にいきった中学生のように思えてきちゃいました…。
虹郎、めっちゃ色気出てきていい感じなのになぁ、ちょっと役が本人を台無しにしてる。

そしてこの作品1番のポイントは親子共演。
虚実入り混じった演出に困惑させられます。
これに意味があったのか?なかったのか?は観て確認して下さい。


虹郎が大人の顔つきになってきて、その顔が友達とそっくり過ぎて途中から友達にしか見えなくなって困りました。
↓に登場した友達です。

https://filmarks.com/movies/82043/reviews/92233418
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