ねこのみかた

日曜日の憂鬱のねこのみかたのネタバレレビュー・内容・結末

日曜日の憂鬱(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

う〜ん…ちょっと難解。
自分には母親に捨てられた経験もなければ不治の病に冒された経験もないので主人公キアラの気持ちがイマイチ理解できなかった。

母を思い続けたであろう35年間、あと僅かの人生の中その母親とたった10日間でもいい親子として過ごしたいと思う気持ちはわかるけど、それがあの態度なのかなぁ?
で最後の願いがあれと…。
う〜ん…やっぱりちょっと理解追いつかず。

お母さんもたいがいだけど、捨てた我が子がいきなり現れて理由も言わずただ10日一緒に過ごしてくれと言ってきたら戸惑うのは無理ないと思うんだが…。
どんな理由にせよ我が子捨てるような母親なんだし尚更。

あと、ラストのお母さんが家を見つめるシーンもどういう意味があるのかよくわからなかった。

日曜日の憂鬱というタイトルの意味もよくわからない。
本来なら家族の団欒を楽しむ日であるはずの日曜日がキアラにとっては母親の不在を身に沁みて感じてしまう憂鬱な日だったんだろうか?

母親と娘の話はテーマとして大好きなのでそれなりに楽しめたし、最後キアラがお母さんと呼んだシーンは涙が溢れたけど、全てがもう少しわかりやすい表現だったらよかったのに…とは思う。

バルバラ・レニーはすごく綺麗だったし、こういう少しミステリアスな役はとても合う。