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日曜日の憂鬱のyのネタバレレビュー・内容・結末

日曜日の憂鬱(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

幼い頃に親に捨てられた子どもはいつまでも親を求めるものなのかな‥ その気持ちはよく分かりませんが、あの10日間が娘にとって必要だったのは何となくわかるような気もします。「8歳の娘を捨てる女に何がわかる? 何もわからない。私は時々お酒を飲んでこの窓辺で待っている」と多分いちばん言いたかったことを母親にぶつけられただけでも良かったかも。本当に言いたいことは親にはなかなか言えないように思うので。

二人の時間は母親にとっては針でチクチク刺されるみたいに辛い時間だったのではないでしょうか。自分の罪を嫌というほど分かっているから耐えるしかなくて逃げ出さなかっただけで。

とても重要なシーンだと思いますが、最後のお願いも母娘の選択もどちらの立場で想像してもよく分かりませんでした。

やさぐれた雰囲気のバルバラ・レニーも悪くないですね。
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