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日曜日の憂鬱のboncetratのネタバレレビュー・内容・結末

日曜日の憂鬱(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

望んだ死は救いみたいな映画だった。「あなたは私を許さないのね」「私を恨んでる?」と娘にまたは元旦那に聞くアナベル 。彼女が自責の念を持って生きてきた事がわかって責める気持ちにもならなかった。酷いことをしていると自覚している人に酷い言葉をかける気にはならない。死生観が似ていたのは親子だからか、キアラとアナベル だからなのか。願った方法が唯一なのだとしたら最後に望みが叶った事が救いに見えた。他にいくらでも方法があったとしても救いだと思えた。映画でしか味わえない体験をした。
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