2014年、ベン・ピッカリング監督、ダーレン・リプリー脚本によるロマンス・クライム・スリラー。
濡れ衣を着せられて仕事を失い、同時に恋人からも別れを告げられた哀れな主人公ブラッド青年、偶然にも薬物取引に関する会話を耳にして、さらに偶然、その取引に向かう自動車を発見、意を決して強奪、まんまと大金を手にしたウハウハのブラッドは…云々、といったお話。
悪い奴らからモノを盗むのは善か悪か、当然、盗みは常に悪でございまして、一攫千金からの急転直下、盛者必衰にして因果応報。
我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋癡 従身語意之所生 一切我今皆懺悔。
それはともかく、冒頭のプレゼン場面が鮮烈に印象的で、意味不明なことこの上なく、ワタクシ、主人公ブラッドさんが解雇されるまでの過程を描いた前日譚に興味がございます。
