のふのふ

ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールドののふのふのレビュー・感想・評価

4.5
〝進めジョージ。羽ばたけ、自由になれ〟

マーティンスコセッシ監督によるビートルズのジョージハリスンを描いたドキュメンタリー!
「ガーディアンズオブギャラクシーvol.2」や「KUBO 二本の弦の秘密」、「バリーシール アメリカをはめた男」など、去年観た映画はジョージハリスン関連の曲を耳にする機会が多かったですね!
最近でも「バックコーラスの歌姫達」で〝ジョージのワーワーのコーラスは楽しかったわ(´▽`)〟のシーンがすごく印象的でした!
それらの影響もあって個人的にジョージハリスンブームが到来してたのでこの度鑑賞!



個人的にはやはりビートルズの中でもジョンレノンとポールマッカートニーという強烈な存在を前に霞んでたイメージもあって、
ジョージハリスンとリンゴスターは地味な印象でした。


しかし、ジョージハリスンの才能はもちろん人間的な魅力にも気づかされる、
愛し愛された彼の人間としての魅力の詰まった作品でした!






前半はビートルズ時代がメイン。
全盛期のファンの熱狂ぶり怖っ....笑
本当に世界を支配した凄まじいバンドだったのを再認識|ω・`)オソロシヤ
懐古主義のおっさんではありませんが、やはりビートルズってすごい....


そして、ジョンとポールの後ろで苦悩する姿も描かれています
才能があってもなかなかうまくいかない。
辛かったんだなぁ...



後半はソロに転向してから、
のびのびと自身の才能を発揮させるジョージが。

〝どんな朝でも夜明けの時は続かない
全ては移り変わるから
すべてはすぎさるものだから〟
ビートルズ解散は観てて色々複雑でした..


しかし
〝人生一度しかない。変わらなきゃ〟と
ものすごくイキイキと前に進み始める姿は観てて励まされました!
意志の固さみたいなのも凄まじいひとだったんだなー


ただ中盤のラヴィシャンカールと出会ってクリシュナ信仰に傾倒していくのはどういうテンションで観ていいのかよくわかりませんでしたが...笑
そしてノラジョーンズがラヴィシャンカールの娘さんってことにむちゃくちゃ驚いた!




インタビューで出てくる関連人物もポールマッカートニーやリンゴスターはもちろん、エリッククラプトン、フィルスペクター、ビリープレストン
、トムペティ、ジェフリンと豪華でした!

あと、クラプトンの名曲「いとしのレイラ」のモデルになったジョージの前妻パティさんは初めて映像で観たんですが、この大物2人が狂うの納得!かわいい!



そして映画製作に傾倒してた頃のシーンでは
モンティパイソンのエリックアイドルやテリーギリアム、マイケルケイメンも出てましたね!



以上「ジョージハリスン/リヴァングインザマテリアルワールド」!
3時間以上ある長いドキュメンタリーですが、ぶっ続けではなく前半と後半で分かれてますのでご安心を!笑
ビートルズファンはもちろんですが、自分みたいなニワカでもかなり見応えありました!


ちなみにジョージハリスンだと
wah-wahが1番好きです!
オススメです!


あとビートルズ関連だと「ノーウェアボーイ」というジョンレノンの伝記映画もオススメです((o(´∀`)o))
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