まだ咀嚼しきれてないのですが
とりあえず、これは広義的には映画かもしれないが
普通の映画作品としてどう感想かいたらいいかわからない
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全編モノクロの写真のみで構成された作品
写真の良い悪いは判断できるほど詳しくないが
ロケーションとしては短調だと思います
動きのある作品であれば、少ないスチュエーションでも
飽きない作りができるかもしれないが
画として大きな変化や、驚きはなかったです
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僕自身はラジオ大好きな人間で
ラジオドラマはNHKのクロスオーバーイレブンとか
他にも学生時代にはよく聞いていたのですが
今作は、セリフ回しはラジオドラマ風でしたね
これは聴き心地はよかったです
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静止画に声を合わせるというよりは
声のやりとりに静止画を添えたような感じで
画から演出を感じる事は少なかったです
あと個人的に声は良いのですが
それ以外のSEは少しうるさいかなと感じます
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写真そのものに関しては
人物の表情が読めないような写真が多く
写真作品としてはそれでいいかもしれませんが
映画であるなら物語をみせて欲しいので
もっと表情が読み取れるような写真が見たかったです
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物語に関しても
複数の時系列をバラした群像劇なので
一部混乱する部分もありました
写真映画でこその演出や物語を見たかった
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もっと詩的だったり音楽を入れたりした方が
見やすいかなと思いますが
監督さんには、そういったセオリーとは違う
目指したモノがあったのかもしれない
でも
この作品は本当に監督さんの満足いく出来だったのだろうか?
そこに疑問は残ります
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ともかくも
このような形式の映画を見たのは初めてでしたので
最初に書いたように、まだ咀嚼しきれていません
また何度か見返せば、違った感情が生まれるかも知れないです
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8/15、ロサで見ました、観客は30人前後かな