きき

アダムス・ファミリーのききのレビュー・感想・評価

アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)
2.5
あの有名な一家が、今度はアニメーション作品としてスクリーンにカムバック!
監督は『ソーセージ・パーティー』の二人、グレッグ・ティアナンとコンラッド・バーノン。
声を当てるのは、シャーリーズ・セロン、オスカー・アイザック、クロエ・グレース・モレッツ、フィン・ウルフハード。

ゴメズ(オスカー・アイザック)とモーティシア(シャーリーズ・セロン)のカップルが結婚式を挙げる正にその時、人間たちが「モンスターは出て行け!」と襲いかかり、一家離散、そして二人は住処を追われてしまう。
その先で見つけたおどろおどろしいお化け屋敷のような城を気に入り、脱獄囚のラーチを拾い、彼らはそこに住み着く。
それから時は流れ、二人にはウェンズデー(クロエ・グレース・モレッツ)とパグズリー(フィン・ウルフハード)という子供に恵まれ、長男であるパグズリーの儀式を行うことになるのだが、その準備を進める中、城下にある街の人々に彼らの存在を知られ…

というお話。

あの『アダムス・ファミリー』が帰ってくる…?!ということで、話が出てきてからずーっと楽しみにしていたのだけど、日本では1年遅れだった挙句に声優陣が豪華(だけどほぼ俳優さん)で吹替ばかりの上映だった本作。

プライムに入ったので、勿論字幕で鑑賞♡!

だったのだけど…うーん、期待しすぎちゃったかなぁ、という感じ。

というか、単純に、もうあのアダムスはいなくなってしまったんだ、と思った。
今の時代、あのブラックユーモアはユーモアという部類に分けられることすら難しく、誰かと違うことは素晴らしいという普遍のメッセージだけれど、それが押し付けがましく感じたのは、そもそもアダムスがそんなことを気にするか?という問に直結したから。

多様性というメッセージは好きだし、本来のアダムスはそれが隠れたメッセージなのかも、しれない、知らないけど。
でもそれが本当に全面に出過ぎていて、ファミリー向けよりも子供向けな印象(´°ω°`)

ただ、キャラデザは可愛いし、シャーリーズのモーティシアも良き〜♡
アリソン・ジャネイは声のお仕事もうまいのか!と驚く。

あまり評価は良くなかったように思うけど、2の制作も決まっていて、全米公開はこの秋の予定!
次はもう少し捻りの効いた脚本を期待するよ〜!
どうやら声変わりしてしまったフィンは続投出来ないみたいだけど…
ピューバート出てくるかなって思ってたけど、次のポスターにもいないからまだ?
3もやるつもりかな?

Amazonプライムは所々字幕がちゃんと出ずに、…となってる箇所がいくつかあった。
ちゃんと監修してから配信してほしいよね…!

記録 : 2021年73本目。
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